ワーカーズ2nd 落花生掘り

2022年12月1日

お遊戯室から聞こえてくる祝会練習の声に、

「もうクリスマスか~」と思う前に

「もう2022年も終わりか~」と

クリスマス=年末と紐づけされてしまって

1年の流れの速さを感じる今日この頃です。

 

年末といえば大掃除ですが、

先日の12日に行われた光の子の大掃除に

朝早くから参加して下さった保護者の皆様、

本当にありがとうございました。

子ども達も綺麗になったお部屋で

祝会に向けての練習を頑張っています。

12月3日の祝会当日、子ども達の

練習した成果(姿)を是非お楽しみに!

 

さて、本日の記事は10月に行われた

光の子ワーカーズ第二弾

きいろさん森の日

落花生掘り~茹で~

の3つを書きたいと思います!

 

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10月21日、この日お遊戯室では

9月2日の光の子ワーカーズ第一弾に続く

第二弾が行われました。

今回、ムラサキさん(5歳児)さんが

職業体験させて頂くのは、

「研究員」「裁判所」「パン屋さん」

「美容師」「NPO法人」「客室乗務員」さんの

6種類のお仕事です。

 

「研究員」のお仕事では、いろいろな

タイプの鉛筆を自分で使ってみて、

持ちやすさや書きやすさを評価して、

〇や✖で記録することを体験しました。

こうやって、たくさんの人の意見も

取り入れながら、みんなに使いやすい

鉛筆ができあがっていくのですね。

錯覚の実験では、実際は平面の図柄が

くるくる動いているように見えます。

「え~、回っているみたい!」

驚く声が聞こえてきました。

「裁判所」のお仕事では、

裁判所はどんな役割をもっているかなどを

映像を見ながら、わかりやすく説明して

いただきました。

裁判をするときに大事なことは

「ルール」を守っているかどうか。

「さいばんしょクイズ!!」で

イラストを見ながら

「これはルールを守っているか?」

「守っていないか?」を考えて、

有罪か無罪かを判断する

裁判官のお仕事を体験しました。

裁判所のお仕事を体験させて頂いたことで、

「ルール」や「お約束」を守ることを

意識する、良い機会になりました。

 

パン屋さんはいつもお世話になっている

「MARUSUベーグル」さんの

特製パン生地を使わせていただき、

ウインナーロールとあんパンを作りました。

ウインナーロールは、ボール状の生地を

両手の平ですりすりして伸ばします。

綿棒で生地を小判形に伸ばして、

ウィンナーを芯にしてくるくる。

あんパンは、まず、生地を手でぎゅぎゅと

丸く平らにします。

綿棒も使って伸ばした生地で、あんを包みます。

パン生地のもちもちとやわらかい感触。

とっても気持ちいいね。

 

子ども達が作ったパンは、給食室で

さっそく焼いてもらい、お昼にみんなで

美味しくいただきました。

「MARUSUベーグル」さんの

手作りあんの甘さが絶妙で、美味しかった~。

 

「美容師」さんのお仕事では、

カラーワックスやエクステを使って

ヘアアレンジを体験させていただきました。

ムラサキさん同士が、美容師さんとお客さんを体験。

「どんな色が良いですか?」

「赤と青!」

「じゃあ、ここを青にして下の方を赤にしたら、

かっこいいんじゃない?」

「髪のすそだけをこの色にするなら、

色をつけたくない髪を、こうしてピンで

止めておくといいよ。」

教えてもらいながら、実際にやってみます。

大胆にワックスをつける子、毛先だけ

少しづつ少しづつつける子、それぞれです。

エクステでは、お客様役の子の髪の長さに合わせて

エクステをはさみでカットする体験もしました。

はさみを使うのはドキドキするね。

「普段、お話するときは、顔を向き合わせて

お話しするでしょ?でも、美容師さんは

鏡に映ったお客さんのお顔を見ながら

お話するんだよ」

見学していた私たち職員も、新ためて

「なるほど~」と思いました。

1つの職業を体験すると、1つスランプを押してもらいます。

スタンプラリーみたいで楽しい!

「NPO法人」のお仕事体験は、

「NPO法人って、聞いたことあるかな~?」

という質問から始まります。

「?」顔の子がほとんどでしたが、

イラストを使って、わかりやすく

説明していただきました。

NPO法人は、いろいろな

「困ったこと」(課題)を解決するための

お仕事をします。

「みんなは、園に来て、ワクワクすることが

たくさんあるけど、みんなと同じくらいの子でも、

ワクワクする体験が少ない子もいるの。」

実際にNPO法人で本物の音楽を届ける

活動をなさっている経験を交え、

お話していただきました。

「客室乗務員」のお仕事では、機内アナウンスや

乗務員さん同士の簡単なサイン(ジェスチャー)を体験。

英語でのアナウンスは難しいですが、

子ども達も何度か練習するうちに

みんな上手に言えるようになりました。

 

お仕事とはどんなものがあるのか、

どういうことをしているのか、

体験しながら学ぶことのできた子ども達は

みんなとっても嬉しそうでした。

 

ご協力いただいた在園児・卒園児の保護者の皆様、

本当にありがとうございました。

貴重な体験をさせて頂きました。

 

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10月21日、きいろさんとピンクさん達は

いつも森の日でお世話になっている

岩名総合運動公園へお出かけしてきました。

 

今日の森では「焼き芋」を作るということで

子ども達もバスの中で

「やっきいっも やっきいっも おっなかっがぐ~!」

と歌いながら楽しみにしている様子。

 

出発して約20分。森へ到着すると、先に到着していた

幸子先生が子ども達をお出迎え(*´▽`*)

子ども達の為に美味しいお茶会の準備を

して待っていてくださった様子。

焚火場の所では、同じく先に到着されていた

森の塚ちゃんこと塚本さんが

既に火起こしをして下さっていました(*´▽`*)

 

最初の子ども達がお茶会をしている間、

待っている子ども達は森で遊び始めます。

つり橋も順番待ちになるくらいの人気でしたが、

もっと大人気なのがハンモック。

教頭先生が

「ハンモックはゆっくり揺られるものなんだよ」

と説明されても、思いっきり揺られるのが

大好きな子ども達。

先生と一緒に乗って、順番待ちの子ども達に

押してもらって楽しんでいるご様子(*´艸`*)

 

他の子ども達はどんな遊びをしているのかなと

森の奥へ向かってみると

地面から伸びた長~~~~~~い蔓を

「おおきなかぶ」のようにみんなの力を

合わせて引っ張っているご様子。

思いっきり力を入れているからか

顔もすごい気合が入ってますね(`・ω・´)

子ども達の頑張っている姿が撮れた後、

更に森の奥へ。

木のブランコやタイヤのブランコも人気な様子。

ブランコとかDIYで作れないかなぁ…なんて

考えますが、吊り下げる場所がなかったです(^^;

 

森の奥から戻ってくると、何やら楽し気な

「キャー!」という声がして見てみると

先生に連れ去られている子どもを発見!

可愛い悲鳴を上げながら、楽しそうに

森の奥へ連れていかれましたとさ(´∀`*)ウフフ

 

ハンモックの所まで戻ってくると、

まだまだこちらも大人気な様子。

今回の森の日ハンモックは

先生がゆらゆらぐいぐい押すよりも

ハンモックの反動に気を付けながら

子ども達同士で揺らし合って

遊ぶのが楽しかったようです(・ω・)

 

ハンモックの所から見えるつり橋では

行きと帰りでそれぞれ交代しながら

ゆっくり慎重に挑戦しているようでした

(`・ω・´)がんばれー!!

 

撮影の流れで幸子先生のお茶会会場へ行くと

オラ・・・フ・・・!?

いつの間にやら被り物をしていた幸子先生。

オラフに取り込まれちゃったかとε-(´∀`*)ホッ

子ども達のお茶会の様子を撮影した後、

再度森の奥へ。

森の奥では先生と一緒に葉っぱを使った

作品を作っていたり、先程引っ張っていた

蔓を使って電車ごっこをしていたりと

自然を利用した遊びで盛り上がっている様子。

木に抱き着いた感じの子も発見( ´艸`)

セミさんの季節は過ぎちゃってるよ~(笑)

 

ぐるっと一回りした後、焚火場へ。

「まだ焼けない~?」「焼き芋まだ~?」

子ども達もバスから楽しみにしていた

焼き芋が完成するのを待ちわびているようです。

 

くるっと振り返り、丁度つり橋に挑戦する子を

撮影しようとカメラを向けたら

思いっきり「べ~っ」とされちゃいました(*´ω`*)

 

一通り撮影出来たところでのんびり歩いていると、

ふと一人の子から

「あそこの白い線きれいだよー!」

と声をかけられ、上のほうを見上げて見たら

おぉ~…これは確かに綺麗。

これぞ木漏れ日といったところでしょうか。

自然の光景に感動しながら移動すると

先生と一緒に作った、くぬぎの帽子を使った

冠を被っているところを目撃。

とても綺麗に作られていて、子ども達も

先生方も上手だな~と思いました(*´ω`*)

 

少し歩いて、そろそろ焼き芋も美味しく

焼けている頃かな~と思い焚火場へ。

丁度火も落ち着き、塚本さんと先生が

芋を掘り起こしている所を、

虫取りジュンちゃんこと横山先生と一緒に

今か今かと待ちわびている子ども達。

出てきた一つを早速開けてみると~

表面はちょっと焦げてはいるものの、

中は美味しそうに焼けていて

もう見た目から美味しそう(*´﹃`*)ジュルリ

焚火の中からどんどん出てくる焼けた芋たち。

お腹が空いていると、お宝の山に

見えてくる不思議。

取り出したものを、火傷に気を付けながら

開けてみると~~~~  パカッ

黄金色に輝く焼き芋完成!

あ~、このまま一人でかぶりつきたいっ!!

 

美味しく焼けた芋は、先生方が小さく分けて

子ども達の口の中へほいっ!

まだ焼けないかな~?まだかな~?と

待ちに待った焼き芋。

子ども達も「あっつい!」「おいしい!」と

様々な感想を出しながら、幸せそうな

笑顔を浮かべていました。

 

美味しく楽しい時間が過ぎるのはあっという間。

そろそろ園へ戻る時間になったので

お世話になった幸子先生や塚本さんに

ご挨拶をして、バスに乗って園へ戻りました。

 

園へ到着すると、ワーカーズが終了した

むらさきさん達を発見。

男の子も女の子も、とてもおしゃれに

スタイリングされていて格好いい(*´▽`*)

荷物を運びながらむらさきさんを見ていると

あっ!こんなところに倒れている子がっ!

※日向ぼっこ中です

みんなで助けてあげなきゃ!

そうそう。そうやって脇に手を入れて

こちょこちょこちょ~っとすれば

「もっとちゃんと起こしてよー!」

と言わんばかりに追いかけられる救助者。

みんな楽しそうで何よりですね(*´艸`*)

 

こうして、ピンクさん&きいろさんの

森の日ヤマ場~有限焼き芋編~は

無事終了となりました。

 

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10月27日。

下の畑で落花生が掘り頃だと

連絡をいただいたので、早速

子ども達と落花生掘りへ

行ってきました(*´▽`*)

葉の部分を掴んで思いっきり引っ張ると

ごそっと出てくる落花生に

子ども達も「いっぱい取れた!」と

大喜び(*´ω`*)

ごっそり取れる様子って、見ている方も

なんだか気持ちよく感じますよね。

 

途中「見て見てー!」というので

そちらにカメラを向けて見ると、

一瞬茶色だったので大粒の落花生が

撮れたのかなと思っていたら

まさかの立派なカマキリの卵(゚д゚)wow!!

沢山の落花生と一緒に、保育園へ

嬉しそうに持ちかえっていきました。

 

持ち帰った落花生は一つずつ丁寧に採って

新聞紙の上へ。

 

暫く天日干しをして、これは何かで

使うのかなと思っていると教頭先生が

「窯用意して茹でよう!」と言われ

急遽窯を用意して茹で準備。

たっぷりのお湯を沸かし、塩を入れて

 

 

落花生を投入( ・ω・)つ ミ ポイッ

中火で茹でること10~15分。

そろそろ茹で上がる頃というところで

まずはきいろさん達から試食開始。

湯気たっぷり熱々に茹で上がった落花生。

この落花生は「おおまさり」という品種だよと

お話を聞きながら火傷に気を付けつつ一粒ずつ取って

殻を割っていただきま~す!

採れたて&茹でたての落花生は

ほのかな甘みがあって、ついつい

「あ、もう一粒。もう一粒。」と

食べたくなるお味でした(*´艸`*)

 

きいろさんが食べ終わった後、

次はむらさきさん達の分を

茹でてあげようと

お湯はねに気を付けながら落花生を投入。

「ご馳走様でした!」とご挨拶をして

きいろさんはお部屋の中へ。

 

再度茹で始めて15分程。

一つ味見をして、丁度良い加減に

茹で上がっていたので

早速むらさきさんをお呼び出し。

むらさきさん達にも、食べる前に

落花生の品種についてお話した後

それぞれ一粒ずつ取り、殻を剥いて

ホクホク触感の落花生を食べながら

秋の味覚を楽しんでいました(*´ω`*)

 

たっぷり茹で上がった落花生は、

ピンクさんや未満児さん達、

職員の方で美味しくいただきました。

 

 

モンテッソーリ光の子  担当:辻村 高橋