参観と太鼓とリサイクル

2025年6月10日

6月も中旬になり、日本も梅雨に入り

気温も湿度も上がりジメジメとした

時期になりました。

これから夏にかけて暑くなりはじめるのかと

思っていた矢先、もう既に熱中症警戒アラートも

厳重警戒や危険を示すラインが

表示されております。

 

毎日しっかりと食事を取り、

少しでも喉が渇いたら適宜水分を取って

皆様も熱中症に十分気を付けて

お過ごしください。

 

さて、本日の記事は

・モンテ参観

・太鼓練習

・リサイクルセンター見学

の3件について書きたいと思います。

 

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5月15日。

この日はむらさきさんのモンテ参観が

行われました。

 

カメラを準備してモンテ棟へ向かおうとすると、

参観前にむらさきさん達によるお茶会が

行われるとのことで最初はお遊戯室へ。

お遊戯室へ向かうと、既にお茶会が始まって

いたので静かに撮影開始(・ω・)

自分の子どもにお茶を立ててもらうという

貴重な体験に、保護者の皆様の目も

成長を喜ぶと同時に嬉しさがありありと

浮かんだ表情になってましたね(*´艸`*)

 

お茶会終了後、保護者の方に向けて

むらさきさん達がこれから一年をかけて学ぶ

地球・宇宙についての動画を見ていただき

むらさきさん達がモンテ棟に集まったところで

モンテ実験・参観がスタートしました。

 

まず始めに宇宙とはどんなものかという

お話からスタート。

宇宙は暗くて冷たい空間であることを

手を使って表現したあと

宇宙に漂うチリが集まって固まり、

小さな塊がまた別の塊と衝突して大きくなり

次第にどんどんと大きくなる様子を

実験を通して学んでいきます(`・ω・´)

地球に見立てた紙粘土模型を持って、惑星の

衝突あり・なしの(重さの)差を体感したり

ロウソクに火をつけて、熱い空気(熱)は

どう動いているかをやけどをしないように

気を付けながら手を近づけて体験したり

軽い・重い物質の沈み方の違い、その違いから

地球の中心には何があるのかを学んだり

熱い空気と冷たい空気がぶつかることで

何が発生するのかを、視覚的にも楽しみながら

実験を進めていきます。

この実験には保護者の方からも「おぉ~」と

声が上がっていましたね(*´∀`*)

続いてロウソクを溶かして水に落とし

オリジナルの大地を作成したり

ビンを使った燃焼実験(酸素)をやってみたり、

子ども達の一つ一つの反応を見ているだけでも

大人も楽しい実験でした(*´艸`*)

最後の実験では、空気の膨張を利用した

卵の浮き沈み。

気を抜くとビーカーの中に落ちてしまうので

急いで温めたり冷やしたりを繰り返して

出たり入ったりを繰り返す卵を見て

子ども達もワーワーキャーキャーと

大盛り上がりの中、2025年度のモンテ実験は

終了となりました。

 

毎年行われるこの実験では宇宙・地球の

成り立ちから始まり、生きていく上で

欠かすことの出来ない水や空気について

学ぶことが出来る実験を通して、

むらさきさん達の今後の活動において

大切な参観になったと思います。

 

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5月20日。

朝登園すると、園舎の中から体中に響くような

ドンドンドンという音。

早速荷物を置いてからカメラを準備して

お遊戯室へ向かってみると

この日からむらさきさんによる太鼓練習が

スタートしていました(/・ω・)/

毎年お世話になっている柴田先生の指導の下

保護者の皆様が見守る中、先生の太鼓の音に

合わせてバチを振るいます。

歴代のむらさきさん達による、力強く

立派な太鼓演奏を見てきた現むらさきさん。

初めて太鼓を叩く立場となった今、

一体どんな心境だったのかな(・ω・)?

 

子ども達の練習を撮影していると、

普段は見かけない立派なお兄さんを発見。

今年の太鼓練習には、なんと柴田先生の

お孫さんで光の子卒園生のお兄さんが

一緒に指導に来て下さっていました!!

柴田先生、お孫さん、職員と総出で

太鼓練習に集中するむらさきさん。

これだけのフルメンバーでの指導に、

今年の太鼓演奏も素晴らしいものに

なるのではないかと今から期待が

膨らみますね(´∀`*)

 

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5月30日。

この日はむらさきさん達と一緒に

酒々井にあるリサイクル文化センターへ

見学にお出かけしてきました(`・ω・´)

 

当日は残念ながら朝から雨模様。

前日まで良い天気が続いていたので、

きっと筆者が雨男なせいだと思います(遠い目

しかし、そんな雨の中でも

目的地へ向かうバスの中での

むらさきさんは超が付くほどの

ハイテンションな様子(^^;

 

園を出発して30分弱。

そろそろ目的地が近づいてきたところで

施設に入る前にエチケットのため

子ども達にマスクを配ると

これぞほんとのアイマスク。

ってちが~う Σ⊂(゚Д゚ ) 

 

盛り上がる子ども達の声を聞きながら

更に進むこと5分ほどで、バスは無事

酒々井リサイクル文化センターへ到着。

出迎えて下さった職員の方に

みんなでしっかりとご挨拶をして

早速エレベーターで4階へ移動。

一度には乗れないので二組に分けて

乗り込んだ後

降りたフロアで全員合流し、職員さんに

ついていく形で奥へ進んでいくと

広々とした会議室へ到着(/・ω・)/

配られたパンフレットを開くと、

このリサイクルセンターではどんなリサイクルが

行われているか書かれていて、子ども達も

「おー」と声を出しながら読んでいる様子。

 

全員が揃ったところで、職員さんによる

施設紹介がスタート。

皆が出すゴミを集めて燃やしたり、埋めたり、

施設の名前通りリサイクルしたりと

様々な取り組みを行い

処理したものを思いっきり固めて

まるで石のような軽い石を作り、その素材を

道路のアスファルトに混ぜて強度を出したり、

使い終わった乾電池も一度集めた後に

他の工場で鉄材にリサイクルされたり、

蛍光灯などもわたあめのような繊維状にして

壁の断熱材に利用されたり等々…

資源を無駄にしない取り組みが行われている

というお話を聞かせていただきました。

 

お話の後、処理施設を紹介する動画を見て

施設の事やごみの事がわかったところで

移動の為会議室を後にします。

 

会議室を出た後トイレを済ませ、

朝案内された際に見えていた大きな管制室の

ような部屋の前に集合。

こちらはゴミの焼却施設を監視カメラで確認し

操作している中央制御室という場所で、

24時間休まず動作し、B~Dの3棟で焼却を行い

B棟で一日に約60t、CとD棟はそれぞれ

一日に100t(計260t)ほどのゴミを処理できる

ほどの大きさだそうです(゚д゚)!!

 

また、ゴミを燃やした際に出る蒸気を

利用して発電を行い、その電気を施設や

売電することで効率よく運用されており

その発電量は約6000件分にもなるという

すごい発電がされているようです。

 

同じく燃えた際に出た蒸気(熱)を利用して

温室や温水プール等に利用したりと、本当に

無駄の少ない取り組みをされておりました。

 

そんなお話の後、子ども達が気になったのが

制御室横にある真っ暗な空間。

よ~く目をこらして見てみると、深さが

数十メートルはあろう下の方にある

沢山のゴミの山(;´・ω・)高い所怖い

 

天井から巨大なクレーンアームが

ぶらさがっていて、それを制御室で動かして

まるでUFOキャッチャーのようにゴミを

持ち上げて落としていて、

「これはどういう場所ですか?」と聞くと

「ゴミの攪拌と(ゴミの)袋を破いて細かくして

処理しやすいようにしている」とのこと。

 

それを子ども達に伝えてみたところ

「ここ落ちたら登ってこれるかなー」

斜め上の解答でした(´∀`*)

 

ちなみに職員さんに聞いてみたところ、

整備用に出られるようにはなっているものの

ゴミが大量にある為酸素が薄くて空気が悪く、

硫化水素も発生している場合もあるので

下手に落ちると命の危険があるとのこと。

うん、絶対入りたくないですね。

展示物のリサイクルセンター模型を見て

今どこにいるのかと質問攻めにあったり

燃やしたゴミの中から出る様々な金属を

固めたずっしりと重い石があったり。

みんな(筆者含む)が目を引かれたインゴットは

残念ながらイミテーションでした( ̄▽ ̄;)デスヨネー

 

実際は本当に金が抽出されるそうで、

その金もリサイクル資源として様々な所で

利用されているようでした。

わたくしにくださってもよろしくてよ?

 

説明を一通り受けたところで、時間はそろそろ

園へ戻る時間に。

みんなでお世話になった職員さんに

「ありがとうございました!」と

ご挨拶をしたあと

制御室前にて記念撮影をパシャリとな。

 

記念撮影が終わった後は園バスに乗り込み、

職員さんに見送られながらリサイクルセンターを

後にして園へ帰りました。

 

もし雨でなければ別の施設も見られたのかな~と

思ったりもしましたが、これはこれで

子ども達もゴミやリサイクルについて

考えることが出来る貴重な体験が出来たのでは

ないかなと思います。

 

この場を借りて、お世話になった

酒々井リサイクル文化センターの職員様へ

厚く御礼申し上げます。

 

 

モンテッソーリ光の子  高橋