柏餅と科学 森の日を添えて

2025年5月23日

早いもので入園式から既に2か月近くが経ち、

子ども達もそれぞれのクラスに馴染んで

元気いっぱいな毎日を楽しんでいる様子です。

 

まだ5月とはいえ、日中は既に夏が近づいて

いるのを感じる暑さになりはじめています。

これからの季節、熱中症を始め子ども達の

体調に細心の注意を払いながら過ごしていきたいと

思います。

 

さて、本日の記事は

・柏餅作り

・千葉市科学館

・森の日

について書きたいと思います。

 

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4月22日。

もうすぐゴールデンウィークに入り、お休みが

多くなる時期。

そんなGW中にあるのが、5月5日の子どもの日。

子どもの日といえば、そう。柏餅!

 

毎年の行事である柏餅作りですが、予定日の

一週間前はあまり柏の葉が出ておらず

今年は枚数が取れるか不安でしたが、

予定日が近づくにつれてどんどんと葉の量が増え

当日はわさわさ~っと沢山の葉が!

子ども達の気持ちを汲んでくれた柏の木に

感謝をしながら、一枚一枚丁寧に

葉っぱを取らせていただきました(*´ω`*)

柏の葉を取りに行く前に準備した生地を

出来上がったクラスから順番に

かまどでじっくり蒸し上げます。

 

一度に入れる量が多いので30~40分ほど蒸し、

出来上がった生地を取り出したあと

それぞれのクラスへ。

蒸しあがった生地が触れるくらいに冷ました後

先生と一緒に生地を一纏めにしてよく練ります。

練った生地を麺棒で良く伸ばして

伸ばした生地に餡を入れ、優しく折りたたんで

綺麗に洗った柏の葉でくるめば

約9割柏餅が完成!(/・ω・)/

この後、再度かまどで蒸すこと約20分程で

美味しそうな柏餅が完成です。

 

他のクラスでも同様に

蒸した生地を先生と一緒によく捏ねてから

手のひらサイズにちぎった生地を手で丸め、

麺棒で平たく伸ばしたら

餡を入れて、生地と葉で包めば柏餅の出来上がり。

 

…なにかつまみ食いしているような?(ΦωΦ)

 

アクアさんのお部屋でも柏餅作りを

頑張っている様子。

しっかり生地を捏ねて捏ねて~

麺棒でころころ~っと綺麗に伸ばして~

先生と一緒に餡を乗せたら

パタンと畳んで葉っぱの毛布で

くるっと包んであげれば

美味しそうな柏餅ができましたヾ(*´∀`*)ノ

 

 

2度蒸しが終わった柏餅は、子ども達の

お迎えの際にご家族へ。

子ども達が楽しみながらも頑張って作った

柏餅の味はいかがでしたでしょうか。

 

 

来年もまた美味しい柏餅作りができることを

今から楽しみにしています(´∀`*)

 

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柏餅作りの翌日である23日。

この日は千葉にある千葉市科学館へ

むらさきさんがお出かけに行ってきました。

 

トイレを済まし出発準備を整えたむらさきさん。

園バスに乗り込み、約4~50分程で

目的地である科学館へ到着。

 

エレベーターとエスカレーターで10階へ

到着した後、荷物をロッカーに入れてから

記念撮影を最初にパシャリ。

毎回スタッフさんが撮影用の登りを

貸して下さるのでとてもありがたいです(*´ω`*)

 

撮影後、副園長によるお話がスタート。

まず最初は地球環境時計から。

環境が良くなれば時計は巻き戻り、逆に悪くなると

どんどん時間が進んでしまい、12時に近づくにつれ

人が住めなくなってしまうことに警鐘をならす時計。

諸外国は若干時計が戻っているものの、日本は逆に

少し時計が進んでしまっている様子。

まだまだ先のことと考えず、今出来る事から

環境を考えた行動にしたいですね。

 

環境時計の次に向かったのは自転と公転モデル。

地球が回ることで朝~夜と変わって1日。

月の見え方が新月~満月~新月と

移り変わると1か月。

太陽の周りを地球が回り、その時の位置が太陽より

近いか遠いかで季節の変化。

そして同じ位置に戻ってくると1年。

 

映像と動く模型を見ながら、時間や季節の

動きがよくわかるモデルブースでした。

 

続いては子ども達に人気の大陸パズル。

古代にあったとされる超大陸で、

ギリシャ語の「Pan」=「全て」

「Gaia」=「大地」の組み合わせで

名づけられた「パンゲア大陸」。

 

これがどのように動き、今の大陸になったかを

クイズ形式で答えるもので、毎年これに

正解した時の子ども達の喜び方がとっても

可愛いのですよ(*´∀`*)

 

クイズが終わった後

地震が発生する仕組みや

発掘された様々な化石サンプルを見たり

竜巻発生器で実際の竜巻を見たり、

外で竜巻が発生したらどのように避難するかの

お話を聞いていると、そろそろプラネタリウムの

時間ということで7階へ移動。

案内をしてくださるスタッフさんにご挨拶をして、

早速プラネタリウムの中へ。

今年は他のお客様もおらず、貸し切り状態の

プラネタリウムを満喫する子ども達(*´艸`*)

約30分の上映時間を楽しんだ後

記念撮影も忘れずにカシャリとな。

 

そろそろお腹が空いてきたなーと思っていたら、

それもそのはずお昼の時間。

10階に到着した後、それぞれロッカーに入れた

荷物を持って広場へ移動。

お祈りをしてから美味しいお弁当を頂きます!

「ウインナー入ってるー!」

「卵焼き美味しい~」

みんなそれぞれ大好物のおかずを食べながら

愛情いっぱいお腹いっぱいなお弁当タイムでした。

 

お昼の後に向かったのは音のブース。

「音は波である」を視覚的に見る事ができる

音発生装置を見ながら、実際に動く砂を

じ~っと見つめる子ども達が印象的でした。

 

子ども達と一緒に動く砂を見ていると、

スタッフさんから工作室に入れるとのことで

早速みんなで工作室へ。

それぞれ席に着いた後、講師のスタッフさんに

みんなでしっかりご挨拶。

今年は袋を使ったおもちゃ作りとのことで、

磁石を使ったおもちゃ作りだとばかり思っていた

四角い頭を丸くしたいところです(^^;

説明をしっかり目と耳で聞くむらさきさん達。

今回は普通の袋にテープを張り付けるので

失敗すると剥がせないし破けてしまうので

しっかり説明を聞いていきます。

 

上手にテープを貼って形を作ったら

それぞれ袋に好きな顔を書いて、オリジナルの

「袋おばけ」完成ヾ(*´∀`*)ノ

完成した作品は破けたりしないように

園に戻るまで先生がまとめて預かっておきました。

 

工作が終わった後、スタッフさんにご挨拶をして

先程見ていた装置の横にあるパラボナアンテナ。

所定の位置から小声で話すと反対側に設置された

同じアンテナ側にいる人にも声が聞こえるという

面白い作品。

アンテナといえば「電波」ですが、声も同じ

「音の波」ということがわかる装置ですね。

 

その後、お隣にあるフェナキスコープのコーナーで

静止画がアニメのように動いて見える仕組みを

皆で見て楽しんだり

筆者は中を見るだけで気持ちが悪くなってしまう

斜めの部屋に入ってみたり

(写真はカメラだけ伸ばした手で撮影)

どの角度から見てもこちらを見つめてくる絵を

見て盛り上がっていたりと、「錯視」の

面白さを実感している様子でした(*´艸`*)

 

続けて9階にある「機械」のブースへ向けて

移動していると、子どもが目を引かれたのが

こちらの多面鏡コーナー(*´ω`*)

なんだか万華鏡を見ているような感じですね。

 

撮影で少し遅れて合流すると

パッパーーー!!!!

路上であまり聞きたくないクラクションの音。

クラクションを鳴らしていたのは君かぁ!!

 

本体が透けているので、ハンドルを回すと

タイヤが曲がる仕組みが見えるこの乗り物は

列を作るくらいに大人気でした(´∀`*)

歯車の仕組みがわかる展示物も、子ども達は

興味津々で見ている様子。

ちょっとしたゲームのようなこともでき、

一緒に遊びたかったところですがそろそろ

バスを移動させなければならない時間。

 

先に科学館を出てバスに乗り、降りてきた

子ども達を乗せて光の子へ。

こうして千葉市科学館遠足は無事終了と

なりました(*´∀`*)

 

何度来ても楽しい科学館。お時間がある際は

是非ご家族で行ってみて下さいね。

 

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出来れば世の大人達が終わってほしくなかった

ゴールデンウィークも終わり、ゆったりとした

時間が流れている5月14日。

 

昨年度は残念ながら雨になってしまいましたが、

今年は天気に恵まれた今年度最初の森の日です!

帽子をしっかり被り、水筒を持って園バスに乗り

いざ森へ出発 ε=ε=ε=ヾ(*。>ω<)ノ ゴーゴー!

 

最初にピンクさんとむらさきさんが森に到着し、

2便できいろさんが無事到着。

早速子ども達の様子を撮影しに向かうと、

きいろさん達が焚火の周りに集まっていて

「お、焚火やってる~」と思い向かってみると

森でいつもお世話になっている森の塚ちゃんこと

塚本さんが焚火の番をしてくださっているようで、

火についてのお話を聞いているようでした(`・ω・´)

 

お話を聞いた後、ピンクさんやむらさきさんが

遊んでいる森の奥に向けて移動を開始。

きいろさん達より一足先に奥へ向かうと

既に森に作られた遊具や、自然の木を使って

目いっぱい楽しんでいる子ども達を発見。

こうやって自然の中で遊んでいる子ども達の

姿って、見ているだけでもこちらも楽しく

なってしまう感じがしませんか?(*´艸`*)

 

広場に戻ったところで

焚火に枯れた枝を入れるチャレンジをしている

様子をパシャリとな。

焚火の周りで素敵な笑顔の子を発見したので

こちらも逃さずカシャリとな(ΦωΦ)

 

管理室の方で行われているお茶会の方も

撮影しに向かうと

途中にあるハンモックも相変わらず大人気なようで

列をなして楽しんでいる子ども達(*´∀`)

管理小屋の横でも小さな焚火があり、

こちらは園長先生が見て下さっている様子。

子ども達も一緒になって薪を入れたり

枯れた葉を入れたりと楽しんでいるようでした。

 

お茶会会場では、さっちーこと幸子先生が

用意して下さったお菓子とお茶を

嬉し楽しそうに食べている子ども達(*´∀`)

いちごジャムが乗ったビスケットとか

美味しそうだなーと思っていたら

 

筆者もお茶とお菓子をゲット(/・ω・)/ヤッター!!

本日のお茶はしそ茶だそうですが、残念ながら

筆者の嗅覚がやられているせいで香りが解らず…。

治ったらもっと美味しく飲めるかなぁ。

 

お茶とお茶菓子を堪能した後、再度森の奥へ

進んでいくと途中で顔にひげが書かれた

子ども達を発見。

「奥で書いてもらったー!」とのことで

案内されて行ってみると

先生に書いてもらっているところと、

書いてもらって喜んでいる子ども達を発見。

うん、とても可愛らしい(*´ω`*)

 

思い切り走り回ったり遊んでいる子ども達を

追いかけていたら、あっという間に

園へ帰る時間になってしまったので

子ども達を乗せて園へ戻ったところで

2025年度最初の森の日は無事終了となりました。

 

 

ピンクさん達は初めての森でまだまだ

どう遊ぶかがぎこちないところもありますが、

きいろ・むらさきさんが目いっぱい遊ぶ姿を見て

次回の森の日ではもっと遊べるように

なっているかもしれませんね。

 

モンテッソーリ光の子  高橋