柏餅と科学 森の日を添えて
早いもので入園式から既に2か月近くが経ち、
子ども達もそれぞれのクラスに馴染んで
元気いっぱいな毎日を楽しんでいる様子です。
まだ5月とはいえ、日中は既に夏が近づいて
いるのを感じる暑さになりはじめています。
これからの季節、熱中症を始め子ども達の
体調に細心の注意を払いながら過ごしていきたいと
思います。
さて、本日の記事は
・柏餅作り
・千葉市科学館
・森の日
について書きたいと思います。
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4月22日。
もうすぐゴールデンウィークに入り、お休みが
多くなる時期。
そんなGW中にあるのが、5月5日の子どもの日。
子どもの日といえば、そう。柏餅!
毎年の行事である柏餅作りですが、予定日の
一週間前はあまり柏の葉が出ておらず
今年は枚数が取れるか不安でしたが、
予定日が近づくにつれてどんどんと葉の量が増え
当日はわさわさ~っと沢山の葉が!
子ども達の気持ちを汲んでくれた柏の木に
感謝をしながら、一枚一枚丁寧に
葉っぱを取らせていただきました(*´ω`*)
柏の葉を取りに行く前に準備した生地を
出来上がったクラスから順番に
かまどでじっくり蒸し上げます。
一度に入れる量が多いので30~40分ほど蒸し、
出来上がった生地を取り出したあと
それぞれのクラスへ。
蒸しあがった生地が触れるくらいに冷ました後
先生と一緒に生地を一纏めにしてよく練ります。
練った生地を麺棒で良く伸ばして
伸ばした生地に餡を入れ、優しく折りたたんで
綺麗に洗った柏の葉でくるめば
約9割柏餅が完成!(/・ω・)/
この後、再度かまどで蒸すこと約20分程で
美味しそうな柏餅が完成です。
他のクラスでも同様に
蒸した生地を先生と一緒によく捏ねてから
手のひらサイズにちぎった生地を手で丸め、
麺棒で平たく伸ばしたら
餡を入れて、生地と葉で包めば柏餅の出来上がり。
…なにかつまみ食いしているような?(ΦωΦ)
アクアさんのお部屋でも柏餅作りを
頑張っている様子。
しっかり生地を捏ねて捏ねて~
麺棒でころころ~っと綺麗に伸ばして~
先生と一緒に餡を乗せたら
パタンと畳んで葉っぱの毛布で
くるっと包んであげれば
美味しそうな柏餅ができましたヾ(*´∀`*)ノ
2度蒸しが終わった柏餅は、子ども達の
お迎えの際にご家族へ。
子ども達が楽しみながらも頑張って作った
柏餅の味はいかがでしたでしょうか。
来年もまた美味しい柏餅作りができることを
今から楽しみにしています(´∀`*)
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柏餅作りの翌日である23日。
この日は千葉にある千葉市科学館へ
むらさきさんがお出かけに行ってきました。
トイレを済まし出発準備を整えたむらさきさん。
園バスに乗り込み、約4~50分程で
目的地である科学館へ到着。
エレベーターとエスカレーターで10階へ
到着した後、荷物をロッカーに入れてから
記念撮影を最初にパシャリ。
毎回スタッフさんが撮影用の登りを
貸して下さるのでとてもありがたいです(*´ω`*)
撮影後、副園長によるお話がスタート。
まず最初は地球環境時計から。
環境が良くなれば時計は巻き戻り、逆に悪くなると
どんどん時間が進んでしまい、12時に近づくにつれ
人が住めなくなってしまうことに警鐘をならす時計。
諸外国は若干時計が戻っているものの、日本は逆に
少し時計が進んでしまっている様子。
まだまだ先のことと考えず、今出来る事から
環境を考えた行動にしたいですね。
環境時計の次に向かったのは自転と公転モデル。
地球が回ることで朝~夜と変わって1日。
月の見え方が新月~満月~新月と
移り変わると1か月。
太陽の周りを地球が回り、その時の位置が太陽より
近いか遠いかで季節の変化。
そして同じ位置に戻ってくると1年。
映像と動く模型を見ながら、時間や季節の
動きがよくわかるモデルブースでした。
続いては子ども達に人気の大陸パズル。
古代にあったとされる超大陸で、
ギリシャ語の「Pan」=「全て」
「Gaia」=「大地」の組み合わせで
名づけられた「パンゲア大陸」。
これがどのように動き、今の大陸になったかを
クイズ形式で答えるもので、毎年これに
正解した時の子ども達の喜び方がとっても
可愛いのですよ(*´∀`*)
クイズが終わった後
地震が発生する仕組みや
発掘された様々な化石サンプルを見たり
竜巻発生器で実際の竜巻を見たり、
外で竜巻が発生したらどのように避難するかの
お話を聞いていると、そろそろプラネタリウムの
時間ということで7階へ移動。
案内をしてくださるスタッフさんにご挨拶をして、
早速プラネタリウムの中へ。
今年は他のお客様もおらず、貸し切り状態の
プラネタリウムを満喫する子ども達(*´艸`*)
約30分の上映時間を楽しんだ後
記念撮影も忘れずにカシャリとな。
そろそろお腹が空いてきたなーと思っていたら、
それもそのはずお昼の時間。
10階に到着した後、それぞれロッカーに入れた
荷物を持って広場へ移動。
お祈りをしてから美味しいお弁当を頂きます!
「ウインナー入ってるー!」
「卵焼き美味しい~」
みんなそれぞれ大好物のおかずを食べながら
愛情いっぱいお腹いっぱいなお弁当タイムでした。
お昼の後に向かったのは音のブース。
「音は波である」を視覚的に見る事ができる
音発生装置を見ながら、実際に動く砂を
じ~っと見つめる子ども達が印象的でした。
子ども達と一緒に動く砂を見ていると、
スタッフさんから工作室に入れるとのことで
早速みんなで工作室へ。
それぞれ席に着いた後、講師のスタッフさんに
みんなでしっかりご挨拶。
今年は袋を使ったおもちゃ作りとのことで、
磁石を使ったおもちゃ作りだとばかり思っていた
四角い頭を丸くしたいところです(^^;
説明をしっかり目と耳で聞くむらさきさん達。
今回は普通の袋にテープを張り付けるので
失敗すると剥がせないし破けてしまうので
しっかり説明を聞いていきます。
上手にテープを貼って形を作ったら
それぞれ袋に好きな顔を書いて、オリジナルの
「袋おばけ」完成ヾ(*´∀`*)ノ
完成した作品は破けたりしないように
園に戻るまで先生がまとめて預かっておきました。
工作が終わった後、スタッフさんにご挨拶をして
先程見ていた装置の横にあるパラボナアンテナ。
所定の位置から小声で話すと反対側に設置された
同じアンテナ側にいる人にも声が聞こえるという
面白い作品。
アンテナといえば「電波」ですが、声も同じ
「音の波」ということがわかる装置ですね。
その後、お隣にあるフェナキスコープのコーナーで
静止画がアニメのように動いて見える仕組みを
皆で見て楽しんだり
筆者は中を見るだけで気持ちが悪くなってしまう
斜めの部屋に入ってみたり
(写真はカメラだけ伸ばした手で撮影)
どの角度から見てもこちらを見つめてくる絵を
見て盛り上がっていたりと、「錯視」の
面白さを実感している様子でした(*´艸`*)
続けて9階にある「機械」のブースへ向けて
移動していると、子どもが目を引かれたのが
こちらの多面鏡コーナー(*´ω`*)
なんだか万華鏡を見ているような感じですね。
撮影で少し遅れて合流すると
パッパーーー!!!!
路上であまり聞きたくないクラクションの音。
クラクションを鳴らしていたのは君かぁ!!
本体が透けているので、ハンドルを回すと
タイヤが曲がる仕組みが見えるこの乗り物は
列を作るくらいに大人気でした(´∀`*)
歯車の仕組みがわかる展示物も、子ども達は
興味津々で見ている様子。
ちょっとしたゲームのようなこともでき、
一緒に遊びたかったところですがそろそろ
バスを移動させなければならない時間。
先に科学館を出てバスに乗り、降りてきた
子ども達を乗せて光の子へ。
こうして千葉市科学館遠足は無事終了と
なりました(*´∀`*)
何度来ても楽しい科学館。お時間がある際は
是非ご家族で行ってみて下さいね。
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出来れば世の大人達が終わってほしくなかった
ゴールデンウィークも終わり、ゆったりとした
時間が流れている5月14日。
昨年度は残念ながら雨になってしまいましたが、
今年は天気に恵まれた今年度最初の森の日です!
帽子をしっかり被り、水筒を持って園バスに乗り
いざ森へ出発 ε=ε=ε=ヾ(*。>ω<)ノ ゴーゴー!
最初にピンクさんとむらさきさんが森に到着し、
2便できいろさんが無事到着。
早速子ども達の様子を撮影しに向かうと、
きいろさん達が焚火の周りに集まっていて
「お、焚火やってる~」と思い向かってみると
森でいつもお世話になっている森の塚ちゃんこと
塚本さんが焚火の番をしてくださっているようで、
火についてのお話を聞いているようでした(`・ω・´)
お話を聞いた後、ピンクさんやむらさきさんが
遊んでいる森の奥に向けて移動を開始。
きいろさん達より一足先に奥へ向かうと
既に森に作られた遊具や、自然の木を使って
目いっぱい楽しんでいる子ども達を発見。
こうやって自然の中で遊んでいる子ども達の
姿って、見ているだけでもこちらも楽しく
なってしまう感じがしませんか?(*´艸`*)
広場に戻ったところで
焚火に枯れた枝を入れるチャレンジをしている
様子をパシャリとな。
焚火の周りで素敵な笑顔の子を発見したので
こちらも逃さずカシャリとな(ΦωΦ)
管理室の方で行われているお茶会の方も
撮影しに向かうと
途中にあるハンモックも相変わらず大人気なようで
列をなして楽しんでいる子ども達(*´∀`)
管理小屋の横でも小さな焚火があり、
こちらは園長先生が見て下さっている様子。
子ども達も一緒になって薪を入れたり
枯れた葉を入れたりと楽しんでいるようでした。
お茶会会場では、さっちーこと幸子先生が
用意して下さったお菓子とお茶を
嬉し楽しそうに食べている子ども達(*´∀`)
いちごジャムが乗ったビスケットとか
美味しそうだなーと思っていたら
筆者もお茶とお菓子をゲット(/・ω・)/ヤッター!!
本日のお茶はしそ茶だそうですが、残念ながら
筆者の嗅覚がやられているせいで香りが解らず…。
治ったらもっと美味しく飲めるかなぁ。
お茶とお茶菓子を堪能した後、再度森の奥へ
進んでいくと途中で顔にひげが書かれた
子ども達を発見。
「奥で書いてもらったー!」とのことで
案内されて行ってみると
先生に書いてもらっているところと、
書いてもらって喜んでいる子ども達を発見。
うん、とても可愛らしい(*´ω`*)
思い切り走り回ったり遊んでいる子ども達を
追いかけていたら、あっという間に
園へ帰る時間になってしまったので
子ども達を乗せて園へ戻ったところで
2025年度最初の森の日は無事終了となりました。
ピンクさん達は初めての森でまだまだ
どう遊ぶかがぎこちないところもありますが、
きいろ・むらさきさんが目いっぱい遊ぶ姿を見て
次回の森の日ではもっと遊べるように
なっているかもしれませんね。
モンテッソーリ光の子 高橋