雪やこんこん きつねもコンコン

2022年1月7日

お布団が恋しい

朝起きると冷え切った部屋の空気に

「このままぬくぬくしていたい…」と

すっかり正月気分が染みついてしまった

今日この頃です。

 

さて、本日の記事は久々にたくさん降った雪で

遊ぶ子ども達について書きたいと思います。

 

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天気予報で「関東でも雪が降るかもしれません」と

話していて、関東といえども降るとしたら山間部に近い

所だけかなと思いましたが、千葉でも大体1月~2月にかけて

ちらほら降ることもあり気を付けないとと思っていた

1月6日。

 

今までのマラソン大会練習の日は雲一つない晴天で

寒いけれども走りやすかった天気でしたが、

当日は朝から青空が全然見えない曇天模様。

 

ファミリーさんの子ども達も、急に寒くなったためか

「寒い寒い」と涙目になってしまう子もいたり、

ルーチェクラスの子ども達も寒さがきついためか

大泣きだったようで、室内で足湯を行って

暖を取ったりと前日からの変化がすごかったです。

 

10時頃から白くて小さい雪がふわふわと降り始め、

「これくらいの雪なら積もることはなさそうだね~」

と楽観視しながら職員と話していた午前11時。

なんということでしょう…( ゚д゚ )

たった2時間ほどで雪化粧になっているではありませんか。

このままにしておいたら雪が積もって

歩く場所が確保できなくなりそうと、

手の空いている職員で早速雪かきを開始。

 

まずはメイン通路であるアプローチ部分。

ほとんどは竹ぼうきでなんとか掃けるくらいの

柔らかさだったので、園舎の方から掃き始めて

「ふぅ~…よし!きれいにできたぞ!!」と

門の前で振り返ると

作業…したよね…?

掃いても掃いても積もる雪。

門から園舎に向けて再度掃きながら戻りましたが

振り返るとまたも雪道に。賽の河原かな?

 

次第に強くなっていく雪模様に、通り道を

ある程度掃除したところで早めの切り上げ。

 

子ども達がお昼寝から起きて、外を見ると

一面の銀世界になっていてみんな大はしゃぎ。

早速厚着になって先生達と一緒に外へレッツゴー!

ウッドデッキに積もった雪で雪だるまを作ったり、

園庭の方では既に雪合戦で大盛り上がりしている様子。

器に雪を盛り付けて「かき氷!」

雪が降らないと遊べない遊びをすぐ思いついて

行動に移せる子ども達が素晴らしい。

 

ファミリー玄関前にある芝生の坂道も、

雪が降ればあっという間に雪そり会場に。

さすが雪上といいますか、すごい早い速度で

シャーっと滑るため、下のウッドデッキに

ぶつかる時がちょっと見ていて怖い(;´・ω・)

ぶつかった拍子に転倒する子もいましたが、

痛がる素振りはなく、むしろ大笑いで楽しそう。

 

しばらくして、アクア組の子ども達も厚着に着替えて

園庭へ遊びに出てきて、ファミリーさんと一緒に

雪遊びを楽しんでいました。

そろそろ室内に戻ろうかと園舎の方へ行くと、

ウッドデッキで作っていた雪だるまが完成したようで

先生に記念写真を撮ってもらってました(*´∀`)

撮っている姿をパシャっとな。

雪だるまを見るたび、小さい頃に見た「スノーマン」という

アニメ映画を思い出しますね。

最後がとても切なくて、子ども心に悲しくなった

記憶があります(´・ω・`)

 

滅多に積もらない雪で楽しむ子ども達

 

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1月7日。大雪の翌日。

当日の朝から流れるニュースではやはり車のスリップ事故や

転倒が多かったようで、東京も朝の気温がマイナスとなり

路面凍結が多いと注意を促していました。

 

外を見ると、前日とはうって変わって雲一つない

とてもよい天気に恵まれていましたが、

人が歩いたところは案の定凍結しているようで

スリップ事故回避のため、車通勤を止め電車で行くことに。

 

園へ向かっている間にも、どこからともなく聞こえてくる

救急車の音。

何台か出ているのか、音が反響しているのか

右から左から聞こえてきて、相当大変な状況なのかなと

心配になりながら滑らないようにゆっくり歩いて光の子へ。

 

園へ到着すると、既に出勤されていた先生方が

寒い中スコップやシャベルをもって

園前の道路で固まった雪を除雪作業中。

登園してくる子ども達の為、みんなの無事を

願いながら氷除去に奮闘していました(´・ω・`)

 

荷物を置き、スコップをもって筆者も除雪の手伝いへ。

 

ガリガリと氷を削っていると、寒い中でも元気で

登園してくる子ども達。

雪の中の登園なんて構図は滅多に撮れないので

カメラマン魂全開で撮らせてもらいました(*´∀`)

子ども達が通路で転ばないように見守りながら作業再開。

日が当たっている部分は既に溶けていましたが、

やはり日陰になっている部分が凍り付いていて

簡単には溶けない状態に。

「水をかけて溶かしたら」の案もありましたが、

水道から水は出るもののホースの中が凍結していて

水を撒くことが出来ず。

 

ならば

 

ホースがなければ人力で撒けばいいじゃない

どこぞの女王様風の発言を思い浮かべました。

お湯を撒いて

ブラシでこすって

スコップで削って通路確保。

先生方の連係プレイは本当にすごいなと、何年たっても

感心させられることが多くて驚きの連続です。

 

除雪もある程度終わり、先生方も雪かきで冷えた身体を

温めるように室内へ。

少ししてお遊戯室でお集まりが始まり、様子を見に

行ったところ子ども達の数が意外と少なく頭に「?」マーク。

 

先生方に「今日はやけに子ども達少ないですね?」と

お聞きしたところ、「今日は路面が凍っていて危ないので

安全の為に家庭保育にします」との連絡が多かったようで、

仕事をお休みするのも大変な中、子ども達の為にと

お休みを選択していただいたことに感謝申し上げます。

 

その話の後「いい話があるんだよ~!」と言われ

何があったのかお聞きしたところ、

登園してきた保護者の方の車がちょっとした段差で

スリップ状態となりはまってしまって難儀していたところ、

近所のご夫婦がホースやお湯を持ってきて下さり、

更には車の運転を代わって段差から離脱させたりと

救助の手助けをしてくださったようで、

お名前を伺ったところ「別にいいんだよー」と

名前も言わずに去っていったというヒーローのような方が

いらっしゃったと話してくれたそうで、

地域の人や色んな人に見守られて、光の子は本当に

恵まれているんだなと感じることができました。

 

夕方になり、子ども達のお迎えが始まる頃、

いつもお世話になっているマルスベーグル様から

先生方へと「ありがとうパン」を差し入れて

いただきましたヾ(*´∀`*)ノありがとうございます!

また、別の保護者のお母様より先生方へと

甘くておいしいラスクの差し入れをいただきました!!

こちらも美味しくいただきました!

お心遣いに職員一同より感謝申し上げます。

 

今日の天気で、大通りの道は凍結がなくなり

普段通りの道に戻りましたが、まだ日陰になる道には

氷が残っていてスリップや転倒が起きやすい状態に

なっておりますので、皆様十分ご注意の上、

気温も予想以上に冷え込み始めているので

体調等に気を付けてお過ごしください。

 

 

モンテッソーリ光の子  担当:高橋